Saturn

ZUTOMAYO

私といるより楽しまないで

心に傷を負った君がいい

不安にさせるの得意だよね

口下手な好きが欲しいの

こなれないで こわしてみてよ

肝心なタイトルも思い出せないまま

何回も回したレコード

積み重なっては隠した

今日だって真っ白な地球

目を瞑ったけど

知りたくない

あの子と彼との空間中継

目に焼き付いてる

相槌を覚えたせいで

逸らした気温とか

終わりを告げてくデータと

コードと酸素を飲み込んでく

私だって今更無重力の

おやすみもごめんねも飽きたけど

言わなきゃ でもやっぱやだ

それじゃ何も始まらないのだから

言わなきゃ なんかこのまま

気付かないふり

しあいっこでいいのかな

いびつでもいい

今日も照らし続けるよ

最後に気づいてもらえなくても

木星も 月も 突き抜けなきゃ

叶わぬ恋も触れられないもん

少しだけ あなたの住む世界

まわりまわって近づけたときは

震える声に耳澄まして

気まずいくらいで返さないでよ

この距離だって乗り越えられるよね

なんて強気じゃいられないよ

会うための約束も

タイミング見計らってばかり

君の匂いも あれ

いつの間に変わってた

越えなきゃ 逃げちゃダメだ

と思われるだけにしてばかりだ

会わなきゃ 会って聞かなきゃ

目を逸したがるの

ずっと気づいてたよ

いびつでもいい

今日も照らし続けるよ

最後に気づいてもらえなくても

木星も 月も 突き抜けなきゃ

叶わぬ声も触れられないもん

少しだけ あなたの住む世界

まわりまわって近づけたときは

あなたが最初に

私を見つけて ほしい

なんて言えないけど

まだ起きてる?

今日は誰を見ているの

何の為に私 照らしているの?

太陽も 月も 突き抜けなきゃ

叶わぬ恋も触れられないもん

少しだけあなたの住む世界

まわりまわって近づけたときは

震える声に耳澄まして

気まずいくらいで返さないでよ

この距離だって乗り越えられるよね

なんて 困らせたりしないよ