Kimigaite Mizuninaru

ZUTOMAYO

はみ出してた 淡い紺色がずっと

僕らの時間を解決させずに

砂を払ったりした

考えとか捉え方も知らないや

朝に齧った憂いで

記憶を眠らせたくて

どこかにゆくのか 留まる勇気が

試されてるのか

疑うことで信じたい

踊りはしないさ 音も無くなれば

手放せた 借りパクしてた

夜弦の月も

気配だけで超えられるから

柵や秩序の甘えは

君がいて水になる

色のない輝きを追うばかり

気にしてしまう距離が

僕にだけでありますように

小さな船流れ出す

ただ力の抜けた光る方へ

鮮やかなフルーツに毒を吐いて

習ったばかりの嘘を挟んで

食べ尽くすことで

どうにか立っている

変な言葉使う僕でいなきゃ

交わることない 類いにはまって

君を逸らして 傷を抉って

磨り減った心で 歌を歌って

君が笑うなら 僕も笑ってみるよ

気配だけで超えられるから

柵や秩序の甘えは

君がいて水になる

色のない輝きを追うばかり

気にしてしまう距離が

僕にだけでありますように

小さな船流れ出す

ただ力の抜けた光る方へ

カシス色の髪が揺れている

喉が乾くほどに泣いている まだ

君のことまだ

途中地点の話をさせてね

何に誰に許可を貰って暮らしてんの

気持ちに名前

付ける必要なんてあんの

嗚呼 言い切れない

今は言い切れないままさ

お洒落な言葉でいいから

少しでも触れられた瞬間

憧れで終われない 

色のない輝きを追うばかり

探ってしまう歌が

君には届きませんように

小さな船流れ出す

ただ力の抜けた光る方へ