夏の匂いを 忘れないでよ

稲穂の露はきみの涙の代わり

 

恋の目論み その秋桜が色付く頃

束の間の夕陽 翳る気持ち

 

落ちる木犀 灯る金星

枕濡らす通り雨 ただ陽が暮れる

 

囁く愛の言葉の代わり 想い飛ばして

束の間の夕陽 輝く景色

 

サンダル飛ばした 想い出と約束した日も 次の日も

大人になれば変わる景色を

振り返らず忘れないでいて

ぼくときみはひとつだった

 

山の向こうで 風がたなびく

海の向こうで 風をうけては

翻るような 渡り鳥たち

 

気の向くままに

恋をするような美しい時代

 

そのままでいて

振り返らずに 気の向くままに