金木犀 (금목서, Kinmokusei)
Neat僕らが出逢った日に
紅葉が始まる
約束した古い小道
一息の挨拶
ふわり香る空気に
照らされた君の顔が
眩しくてさ想いだす
君の返事(ことば)が僕との世界を色付け
心に刻んで離さない
何気ないいつもの同じ景色(そら)が
特別だと思えた
繰り返す四季は記憶を乗せて
まだあの日が淡い
風が吹くたび過去をふりかえ
僕の初めは遥か秋色の恋
季節が切り変わるように
僕達も変わっていくのさ
(想いだけ残して)
花びらが散ってくように
突然の別れ君は僕の想いを手放す
愛し合った日も2人で交わした笑顔も
全てが枯れてしまうのさ
訪れた香りに期待して
雨の日に君を待つ
繰り返す風が僕を連れ戻す
忘れられない想い
君のぬくもり君の優しさ
蘇るのは今なき恋
溢れ出す気持ち彩る世界から
失くなったこの想い
君がくれたのは一握りの幸せ
虚(うつ)ろな心
君のぬくもり君の優しさ
蘇るのは今なき恋
繰り返す四季は
まだあの日が淡い
2人別れ道
ある限りのありがとう
そしてさよなら
また。